Maid Safe Coin(メードセーフコイン)



Maid Safe Coin(メードセーフコイン)

次世代分散型インターネットを開発するプロジェクトで、開発、資金調達したイギリスの会社です。
Maid Safe Coin(メードセーフコイン)は個人間P2P方式で個人のコンピュータのリソース(容量、演算能力、帯域幅)などを提供し合いインターネットアクセスやデータ保存、アプリの使用することができる分散型インターネットプラットフォームです。

MAID SAFEとは、「Massive Array of Internet Disks Secure Access For Everyone」のことで、
誰もが安全にアクセスできるネットワークシステムの開発を目指しています。

またこの会社はcoinpayment incと共同でCCP Electronic Group incというファンドを運営しているようです。

Maid Safe Coin(メードセーフコイン)概要

名称 Maid Safe Coin(メードセーフコイン)
通貨単位 MAID
公開日時 2014年4月
公式HP https://maidsafe.net/
White Paper ホワイトペーパー
Twitter 公式ツイッター
ブログ フェイスブック
フォーラム 公式フォーラム
取り扱い取引所 ビットレックス(bittrex)
ポロニエックス(poloniex) など
ソースコード GitHub
開発者 David Irvine(創始者)
コンセンサスアルゴリズム Proof of Resource
インセンティブ ファーミング(farming)
時価総額ランキング 58位(2018年9月5日時点)
総発行枚数 453,000,000枚
現流通枚数 452,552,412枚(2018年9月5日時点)

目次
Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.1
 壮大な目的のためのコンピューター能力シェア
Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.2
 Proof of Resource
Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.3
 強固なセキュリティ
Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.4
 コインペイメンツ(CoinPayments)との共同案件CCP

Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.1

 壮大な目的のためのコンピューター能力シェア

現行のインターネットは、利用者側と巨大なサーバーを所持する(GoogleやFacebookに代表される)提供者によって構成させる中央的な関係がほとんどです。欠点としてまず考えられるのが、サーバーエラーが起きると多くのデータ通信に影響を及ぼすことで、逆もまた然りです。

メードセーフの目標は、利用者同士が対等な関係で繋がるP2P方式を利用して世界中からコンピュータリソースを提供しあい、Googleに匹敵するような巨大なクラウドコンピューターとして機能するネットワークシステムを構築することです。
仮想通貨ではありますが、「MAID」はいずれシステムが完成したとき、利用料として使われることになる「Safe Coin」との引換券のような役割を与えられています。
このように、従来の決済系仮想通貨と違った用途の仮想通貨はビットコイン2.0と呼ばれています。

ビットコイン1.0 ➤ 決済や送金といった通貨機能を持つ(ビットコインやリップルなど様々)
ビットコイン2.0 ➤ ブロックチェーン技術などを利用して、通貨としての役割を脱却し新たな機能を果たす(Maid Safe等)

コンピュータリソースを共有するという点では、ゴーレムサイアコインストラジコインエックスと似ていますが、メードセーフはCPUやHDDに始まる能力全てを共有するためシステムの構築も可能になります。そうしてシェアしてもらっているコンピュータ能力を用いて、現在も開発側はネットワークシステムの完成に向けて鋭意制作中のようです。

       ゴーレム          ➤ CPUをシェア(演算能力に特化)
サイアコインやストラジコインエックス ➤ HDDスペースをシェア(ファイル保管に特化)
  メードセーフ(Maid safe)      ➤ コンピュータリソース全体をシェア(アプリやシステムの構築も可能)

しかし、開発進歩状況が不透明であることや将来確実にシステムが完成し利用が出来るのか、MAID所有者には大きな問題です。公式サイトのタイムラインで、今の状況が大まかに分かりますがSAFE Network Alpha2まで完成しているようです。


Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.2

 Proof of Resource

決済系仮想通貨に多く見られるのが、取引承認のためにマシンの計算パワーを提供し貢献具合に応じて報酬をもらうProof of Work(PoW)ですが、メードセーフの性質上マシンリソースは計算のための提供ではなくシステム構築のために共有されます。
それぞれの呼称も、鉱山に例えた採掘(マイニング)や鉱夫(マイナー)という言葉ではなく、ここでは耕作(ファーミング)であり共有者は農夫(ファーマー)と呼ばれています。

Proof of Resourceは、メードセーフに対してリソースを提供すると報酬がもらえる仕組みです。各ファーマーの提供するリソースは継続的に使えるかなど適宜チェックされ、継続性に欠ける場合はランク(収益性)が下がるなどの調整が為されています。
しかし、ファーマーの開拓方法や報酬の基準など明確に開示されていない部分があったり、報酬の配布アルゴリズムはデータの使用時ではなく無作為に受ける宝くじのような仕組みです。また「Safe Coin」との引換券でしかない点で、やや不明瞭な印象もあるようです。

とはいえ目標が目標だけに期待されている面もあり、初公開時には5時間で6億円相当のMAIDが売り切れたことを考えると、開発の進歩状況次第で価格高騰の可能性を見せているコインでもあります。リソースが管理されているSAFEネットワークには「無料のSAFEソフトウェア」をダウンロードすることで簡単に参加できます。

   ビットコインなど   ➤ 採掘(マイニング)によるプルーフオブワーク(PoW)
メードセーフ(Maid safe)➤ 耕作(ファーミング)によるプルーフオブリソース(PoR)

Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.3

 強固なセキュリティ

現行のクラウドサービスにもパスワードの設定はありますが、運営会社や第三者にデータを見られてしまう可能性は少なからず危惧されていました。しかしメードセーフを利用すると、本人以外の第三者はデータへのアクセス権を要請しなくてはなりません。利用者本人が許可しない限り、運営にもデータを見ることが出来なくなります。

メードセーフにはアップロードされたファイルを自己暗号化する機能があります。これはファイルやデータを利用者同士のコンピュータ内に暗号化して分散させる(チャンクに分割)ことで、情報の改ざんや盗難を防いでいます。データのアクセスや閲覧は本人のみが可能です。

暗号化+分散手法は、弱点となるサーバーのような中心点を持たず、ハッキングに強い耐性を発揮します。さらに、分散されたデータは複数のコピーを自動生成しています。一人のユーザーがコンピュータをオフにすると、利用者が自分のデータを取り出せないケースが考えられるからです。この連続的なデータ移動(チャーン)もハッキングを困難にする特徴です。

ファイルのコピー数には制限があります。アップロードされたファイルに同じ内容を確認すると、不要な重複データを自動削除して、リソース領域を確保しています。


Maid Safe Coin(メードセーフコイン)のココが凄い.4

 コインペイメンツ(CoinPayments)との共同案件CCP

CCPとはメードセーフ社が、カナダの仮想通貨交換所でウォレットも提供しているコインペイメンツ(CoinPayments)と発表した共同案件です。その目的は「MAIDへの注目を増やすこと」と「CoinPaymentsウォレットの普及」です。よってCCPを利用したいときは、必ず同社のウォレットを使用し、その過程の中でMAIDを購入することが組み込まれています。

完全紹介制となっており、購入者を紹介すればその人の取り分も紹介者に分けられます。もし購入者が減少と共にコインの価格が下がり始めたときにどうなるか、非紹介者の利益の少なさといった疑問点が残りますが、一度買ったコインの価値は下落しにくい「株式分割」要素を取り入れているので注目されているのも確かです。

CCPの特徴

・非公開通貨セントコインを用いた売買で利益を得る

・セントコインとは、メードセーフ社の独自社債のようなもの

・ドル建ての自動マッチング機能

・投資制限2700ドル/1アカウントで、最大20アカウント作成可能

・その他、セントシード(種)やフルーツ(果実)、ルート(切り株)など農業に例えられた通貨が登場

CCPの最低投資金額は300ドルのため、以下を一例として記載します。
まず、240ドル分のセントシード(以下、CTS)を入手します。
※20%の60ドルは手数料で、その内の10%がMAIDの購入に回されます。

過程.A

CTSをセントコイン(以下、CTC)と換金します。1CTC=0.2ドルであれば、1200枚のCTCになります。

CTCは0.2ドルからスタートし、一定数の売り上げごとに小刻みに価格が上昇します。上昇が続いて0.4ドルになったとき、CTCは0.2ドルのコイン2枚に分割します。例題では、分割後0.2ドルのCTCが2400枚に増えています。

CTCからセントフルーツ(以下、CTF)への変換は最大50%まで可能なので、1200個のCTFが手に入ります。
分割直後だと、1200 × 0.2 = 240ドル分のCTFです。

過程.B

CTFを売却してビットコインに交換できますが60%しか利益にならず、35%はセントルート(以下、CTR)に変わり、5%は手数料です。つまり、240 × 0.6 = 144ドル分のビットコインが運用益として獲得できます。

過程.C

CTRは自動的に成長し、10日後にはCTSに循環します。したがって、次回以降の売却ではより多くのCTFが収穫できる見込みです。
通常2、3ヵ月で分割し、購入者の増加で分割速度も上昇するようです。

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