ICOBoxがMediChainとタッグを組みカルテ業界に革命をもたらす


医療カルテ向けにイーサリアムブロックチェーンを基盤とした分散型デジタル医療ビッグデータプラットフォームを提供するMediChainが、つい先日世界有数のICO向けSaaSソリューション提供元ICOBoxと契約を結んだ。MediChainのプロジェクトには大きな財務面の利点があり、トランスペアレンシーマーケットリサーチの最近のレポートによれば、電子カルテ向けのグローバルなビッグデータ市場だけでも推定で15兆1600億ドル規模とされる。ICOBoxは技術、法務、そしてマーケティングサービスを現在ICOに向けて準備中のMediChainにフルスイートで提供する。

現状では医療情報はしばしば無数の各種専門データベースに存在しており、研究者や新興製薬会社、医師、あるいは患者自身さえもアクセスできない場合がある。紙ベースの医療メモと記録も世界の一部の地域では今も一般的である。同じ都市の医療従事者がそれぞれ、幅広いプログラミング言語をベースとする異なる医療記録システムを利用している場合があり、データ共有を煩雑あるいは不可能にしている。米国において医療過誤が3番目の死因となっており、推定1兆ドルを国が負担しているとされ、近年懸念される事態となっている。セキュリティはもう一つの問題である。2017年の英国国民保険サービス(NHS)へのサイバー攻撃は病院を大きく混乱させる原因となり、患者データの安全への懸念を抱かせた。

本プラットフォームの中核にあるブロックチェーン技術は、患者による個人データの一層のコントロール、医療記録のセキュアな交換、そして悪意ある攻撃からの機密データの保護を強化する。 MediChainの第一世代は MedRec分散型レコード管理システムを基盤として構築され、ブロックチェーン技術を活用して認証、機密性、アカウンタビリティ、データ共有の管理を行う。


患者は異なるヘルスケア提供元にある自身の医療情報にアクセス、データをMediChainエコシステムの一部となる、適切なクラウド上に保存することが出来るようになり、また医師や専門家がどこにいても、彼らに対して提供するデータアクセスのレベルを決定できる。また、匿名でデータをマネタイズするオプションもある。

これは任意の患者データブロックの価値を表す、MediChainユーティリティトークン(MCU)を用いて本プラットフォーム上で可能になる。価値は当初各データに対し任意に米ドルでの患者相談と等しい額をMCU建てで付与される。100MCUトークン以上を持つ個人は自身のデータへのICカードによるアクセスを得、また電子医療サービスや、相談や処方箋のディスカウントを受けたり、あるいは互換性のあるデバイス(例えば心電図モニター、健康キット)を購入したりできる。トークンを購入する機関は電子医療サービスを売買できるようになる。製薬会社や研究者は匿名化された患者データのデータベースをスキャンする機会という利点があり、一方で保険会社は患者データへのアクセスに基づき初期段階で予防措置を取れるようになる。


当初のデータとICOについて聞かれた MediChainのCEOマーク・ベイカー医師はこうコメントした。
―「英国から相当なビッグデータの受取りを予期しており、大手製薬会社の関心を集めるでしょう。私達は事業開発、市場拡大、学術研究と教育および患者、医療従事者、製薬会社、そしてMediChainエコシステム構築のための保険会社からなるコミュニティ構築のための資金を集めるためにICOを実施します。不可欠なコミュニティへのリーチアウトと交流を円滑にし、適切な後援を確保するために、技術、法律、マーケティングの専門知識をICOBoxのチームから引き出す事ができる私達はゴールを達成するだろうという確信しています」

―「全世界の人々の健康において重要な役割を持ちうるこのプロジェクトを進めることを私達は楽しみにしています」
とICOBox共同創業者ニック・エドキモフはコメントした。
―「私達は個人をエンパワーし、同時に新たな救命薬の研究開発を促進するというMediChainのゴールを支援できることを非常に嬉しく思います」

合わせて1億MCUトークンが発行され、プレセール中4650万トークンが1トークンあたり1ドルにて提供される。残りは研究やパートナーファンド、チームおよびアドバイザー、そしてバグバウンティ(賞金)プログラムのため予約される。

公式MediChain

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