分散型取引所(DEX)ってなに?


取引所シリーズ第二弾。

今回はDEX(Decentralized Exchange)分散型仮想通貨取引所についてです。

分散型取引所????

そもそもなんなんすか分散型ってw

その前に取引所の仕組みを….。

日本の証券取引所の仕組みは、

日本証券取引所グループ(JPX)という上場株式会社(上場企業だったのか!?て思う人も多い)によって運営されている東京証券取引所が各証券会社(野村証券、大和証券、楽天証券など)から受ける売買注文を一括集中させて大量の需給を統合させ、株式の流動性を高めるとともに公正な価格形成を図る役割を担っています。

一方仮想通貨取引の方法は多岐にわたり、本来の個人同士のビットコインのやり取り(相対取引)から現行の販売所(事業体から買う、売る)、仮想通貨取引所など様々な方法で売買ができます。
また証券取引所JPXのように一括管理運営している事業体が存在しないためBTC/JPYでも各取引所で価格差が生じており、その価格差を利用したアービトラージといった手法を使った利ざや取りができるようになっています。

アービトラージをしないゴリラはできれば協会さまでJPXみたいなものを作って欲しいと願っています。
そのような機関が需給の高い日本だけでもあればビットコインの無駄な乱高下が無く価格安定化につながり、決済サービスとしての頭角を現してくれると思ってます。

 

 

従来の証券会社や仮想通貨取引所は運営元が管理しているため収益拡大のための手数料を支払ったり取引所に自分の資産を預けて管理してもらう必要があります。

 

証券取引の場合、現物取引確定後数営業日で、投資家本人へ証券の所有権が移ります。

もしもハッカーが侵入して証券をハッカーの元に移転しようとしても取引上はただのデータな為、所有権を移すことができず、JPX管轄内でしか取引ができないので取引を行える個人データベースから追跡が可能な点、取引の制限や規制、監査するセーフティネットが数重にも敷いてある点などからハッカーにとって資産を盗むメリットが少なくなります。むしろないです。

 

仮想通貨取引所の場合、一括管理するJPXみたいなものが存在せず仮想通貨そのものが現物資産であり所有権を主張できるそのものであり、売買注文が成立した時に資産移転を自社で管理しセキュリティの向上や個人所有資産の管理などの責務が一層強いられることなります。

また盗みにくるハッカーは仮想通貨の性質である信頼がなくても資産の移転ができることや匿名通貨を使用して移転ができる資金洗浄を武器に

取引所のセキュリティの甘いところには世界中からハッキングを行いやすくなります。

 

そのため取引所は預けられた資産を管理しなければならず、各社セキュリティに対する努力を強いられていて24時間365日の取引や保守管理など証券会社よりも非常に大変なとことを仮想通貨取引所がやっていることに気づきます。

 

 

その大変な作業やセキュリティなど取引所で運営する様々な問題を解決するために存在するのがDEXです。

 

DEXはDecentralized Exchange分散型取引所の略でP2Pで維持し運営元がいなくても(実質運営元がいる場合があるが各個人の資産にアクセスできない)仮想通貨の取引をできるプラットフォームです。

 

通貨を売るその時点までその通貨は個人の管理下、主に個人の所有するウォレット(基本的にDEXアプリケーション内のウォレット)にあります。

 

そのため取引所の破綻や保管されている大量の仮想通貨の盗難などのハッキングによるカウンターパーティリスクを防ぐことができます。

しかし逆に言うと各個人に責任が及ぶので秘密鍵などの管理などすべての責任が個人に転嫁されることに気をつけてください。

 

証券取引所のように誰が注文を出しているかわからない、市場操作のような不透明な取引ができなくなります。

DEXでは取引記録はブロックチェーンに記録されるため誰でもアカウント上の資産や注文履歴、取引記録などを閲覧することができます。

 

簡単に言えば相対取引ができるウォレットと言えばわかりやすいかもしれません。

 

今回はそのDEXを紹介していきます。

基本的に同じブロックチェーンプラットフォームでDEXを作っているところが多いです。

 

イーサデルタEther Delta

イーサリアムブロックチェーン上でのトークンはすべてここでETH比で取引可能。またトークン対トークンでの取引も可能になっている。

 

オープンレジャーOpenledger DEX

BTSブロックチェーン上の通貨やSmartcoin(USDやJPYにペッグしたBitUSDやBitJPY、ETHやBTCにペッグしたOpenETH、OpenBTC)で売買ができる一番有名なDEXと言えばここです。

 

カウンターパーティDEXCounterparty DEX

カウンターパーティで作ったトークンをXCPで取引できます。

CounterWallet

インディスクエアindie Squere Wallet

BoO

などスマホでDLしてDEXを利用できる便利さが人気で有名ブロガーがブログ内でトークンなども発行して配っています。当HPでの計画中のトークンもここで発行しました。ホワイトペーパー準備中。

rerapepeやmemorychain、bitgirls、STRJ、そしてカウンターパーティで独自発行したトークンや通貨もここで取引できます。

 

WavesplatformDEX

ここ最近存在感ををつけてきているWavesplatformのDEXです。

ビットコインや為替などもWAVESで変換し取引可能。

トークン発行、wallet機能にDEXをつけた便利なウォレットです。

またDEXで取引する場合同じ名前の通貨(偽物トークン)が流通するため注意が必要になります。

TIDEX(一般の取引所とDEXを組み合わせる予定の取引所)

 

Nxt Asset Exchange

NXTトークンのDEXです。ほとんど取引されてません。

 

OMNI DEX

OMNIブロックチェーンのDEXここもほとんど取引されてません。

 

Bitsquare

出来高はまだまだ少ないですが固有のブロックチェーンにとらわれずに通貨種類も多い、法定通貨ともトレードできる、これこそ仮想通貨取引所の将来像といったところでしょうか。

 

各取引所DEXページにて詳細を記載しております。

 

以上有名どころのDEXを集めてみました。注意点として、まだまだ取引環境が整っていないのが現状です。アプリケーションが重くて立ち上がらなかったり、システムに弱いところがあったりします。なので必ず各DEXではバックアップを忘れずに行ってください。

一般的な仮想通貨取引所に比べて流動性はまだまだいまいち以下ですが昨今のICOの乱立で取引所がリストできなくなってきている状況で各ブロックチェーンでのDEXはこれから重要な役割を果たしていくことが想定されます。