ダッシュ(Dash)



ダッシュ(DASH)

DASHはビットコインのソースコードを用いて改良されたダークコイン(darkcoin)から改名された仮想通貨です。
ビットコインと比べて高い匿名性と素早い送金が特徴です。

ダッシュ(DASH)概要

名称 ダッシュ(DASH)
通貨単位 DASH
公開日時 2014年1月
HP https://www.dash.org
ウォレット https://www.dash.org/downloads/
White Paper ホワイトペーパー
Twitter 公式ツイッター
ブログ フェイスブック
フォーラム 公式フォーラム

取り扱い取引所
バイナンス(Binance)
ビットレックス(bittrex)
ポロニエックス(poloniex) など
ソースコード GitHub
開発者 Evan Duffield(エヴァン・ダッフィールド)
コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work)
ブロック生成速度 2分30秒
時価総額ランキング 13位(2018年8月28日時点)
総発行枚数 19,000,000枚
現流通枚数 8,281,852枚(2018年8月28日時点)

ダッシュ(Dash)って何??

目次
ダッシュ(DASH)のココが凄い.1
 送金スピードと高い匿名性
ダッシュ(DASH)のココが凄い.2
 ブロックチェーンを利用した管理方法(DGBB)を採用
ダッシュ(DASH)のココが凄い.3
 マスターノードの存在
ダッシュ(DASH)のココが凄い.4
 発展途上国の共通通貨になる可能性も
ダッシュ(DASH)のココが凄い.5
 各種サービスとの連携
用語解説

ダッシュ(DASH)のココが凄い.1

 送金スピードと高い匿名性

ビットコインでは、取引の承認に10分かかります。これは、新しいブロックが生成された後、その中に入っている取引情報の正当性を確かめるために要する時間です。
対してダッシュでは、後述するマスターノード*1と呼ばれる人たちに取引承認を一任するインスタントセンド(InstantSend)方式*2を導入しており、ブロック生成の前に取引承認が行われます。その結果ダッシュの取引承認時間は、最速で1秒前後という驚異的な数値を記録しています。

また、ダッシュはモネロ(Monero)やジーキャッシュ(Zcash)と並ぶ、匿名系通貨として有名です。ダッシュの場合は、送金者と受信者の間を繋ぐ送金額が外部から確認できないよう、シャッフルするクッションを挟み受信者に届くようにしています。
この仕組みが、ダークセンド(Darksend)*3です。もっとも、その通称はダッシュがまだダークコインという通貨だった頃の名残であり、最近はプライベートセンド(Privatesend)という表現が主流なのかもしれません。

高速送金 ➤ インスタントセンド(InstantSend)
匿名取引 ➤ ダークセンド(Darksend)または プライベートセンド(Privatesend)

ダッシュ(DASH)のココが凄い.2

 ブロックチェーンを利用した運営方法(DGBB)を採用

DGBBとは、Decentralized Governance by Blockchain の略で、ビットコインにもシステム自体はあります。ダッシュは自身のDAO(Decentralized Autonomous Organization)のシステムをDGBBと呼ぶことで、他通貨との区別化を図っています。日本語で言うところの、「分散型の自動化された運営組織」といったところです。機能面でも違いが見られます。

通常、仮想通貨に関わる運営や開発資金はボランティアや寄付などによる割合が多いのですが、ダッシュはマイニング報酬の10%を運営資金に回すことで、自立した資金調達を可能にしています。

ダッシュにおける運営方針や開発案に対する投票権を持っているのは、マスターノードのみに限られます。全ノードに対してマスターノードの数は圧倒的に少ないため、素早い意思決定が可能な反面やや中央集権的な形になってしまうかと思われます。しかし、自らの行動が通貨価値の下落に直結する恐れがあるおかげで、ダッシュに悪影響を及ぼすような方針決定は回避されています。

ダッシュ ➤ DAO(Decentralized Autonomous Organization)
他の通貨 ➤ DGBB(Decentralized Governance by Blockchain)

ダッシュ(DASH)のココが凄い.3

 マスターノードの存在

ダッシュにはマスターノード*1と呼ばれる人たちがいるのは既に述べた事項で、彼らは各提案に対する投票権や取引の承認権を持っている他、マイニング報酬の45%を分け合うことも出来ます。
多くの特権を持つ彼らですが、当然マスターノードとして認められるためには相応のステータスを要求されます。まず規定以上のダッシュを保持し、かつ24時間稼働に耐えられるノードの所持、先に述べたインスタンドセンド(InstantSend)やダークセンド(Darksend)を提供するネットワークに協力できるかが問われます。
この条件をクリアしたマスターノードたちの助力もあって、ダッシュ特有の高速送金と匿名取引が実現されているといっても過言ではありません。


ダッシュ(DASH)のココが凄い.4

 発展途上国の共通通貨になる可能性も

内政が不安定な国では、自国通貨や銀行の信用性は日本と比べ物にならないほど低くなります。海外ではジンバブエのように、ダッシュと紐づけして自国通貨の信用を確立しようとする動きが出ています。
ダッシュの持つ決済スピードの速さを活かせば、小売店などでの少額決済にも対応できます。さらに、仮想通貨同士の交換は現実通貨の両替より容易に行えます。
今後注目が集まれば、発展途上国にとっての共通通貨はダッシュが先駆けになるかもしれません。


ダッシュ(DASH)のココが凄い.4

 各種サービスとの連携

ダッシュが目指しているのは、現金のように決済に使える仮想通貨です。何度も述べたように高速取引や匿名性を活かして、ダッシュ使用可能な自動販売機が存在しており、いずれは銀行口座なしで仮想通貨にあまり詳しくない人でも気軽に使えるソフトウェア「DASH Evolution」の開発も進んでいます。

中でも2018年8月28日に発表された、仮想通貨決済カード「ヒューズX(FuzeX)」とダッシュの業務提携も挙げられます。これにより、ますます現金のようなリアルタイム決済通貨としての基盤を固めていくと見られます。
参考:News:「DASH」がカード決済コインに


用語解説

マスターノード(Masternodes)

即時送金をするための承認用のノードとしてマスターノード(Masternodes)の存在があります。
マスターノードには、専用のIPアドレスであるDashの担保が1000個必要で、1時間以上の接続を損失することがなく24時間稼働できるノードである必要があります。
マスターノードは、インスタンドセンド(InstantSend)によるトランザクションのロック、コインのミックスの調整、予算の資金調達の投票など、ダッシュウォレットを実行して意思決定を行うコンピュータです。
取引の承認を行い手数料をもらうことができる他、分散型のガバナンスの投票権も持っています。
ビットコインではマイナーの多数決(マインニングパワーによる議決権)によりガバナンスが保たれますが、ダッシュはマスターノード(1ノード1票の議決権)の投票によって開発の方向性や資金の用途の多数決を取って行きます。

※DASHmasternode について興味ある方はこちら⇒⇒⇒マスターノードについて

インスタントセンド(InstantSend)

インスタントセンドとは取引スピードを上げるために分散しているノードの中にマスターノードを作り承認を一任することで、ダッシュの特徴でもある取引の高速化を実現しました。
ビットコインの承認作業が10分と言われていますが、ダッシュは数秒で承認可能だそうです。

ダークセンド(Darksend)

プライベートセンドとも呼ばれる、高い匿名性を持った取引形式です。
ダークセンドはコインジョイン(coinjoin)という「取引(トランザクション)のプール」の考えを利用しています。送信者のコインを管理ノードを経由(プール)したときに一度シャッフルして受信者に送ることで、誰がどれだけ送受信したかがわからなくなり匿名性を保ちます。
匿名性ではビットコインは暗号通貨だからマネーロンダリングに使われるなどと聞かれますが、通常の暗号通貨はセキュリティ上の暗号という意味であって、決して痕跡が分からなくなるものではありません。よくテレビのニュースでビットコインに両替しようとして捕まるというケースがありますが、ビットコインは取引を追跡できるようになっており容易に警察に捕捉されます。
決してDASHを使ってマネーロンダリングをしましょうと言っているものではありません。※マネーロンダリングは犯罪です。

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